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事業報告_宮古支部員による北部支部視察

日付:2024年9月20日(金)~9月22日(日)

本部町通所C事業は行政直営の包括センサーが実施しており、場所も役場の中という行政職、市民に一番アピールできる場所で開催されていた。事業担当保健師の蔦井氏と言語聴覚士の平安山氏に運営方法や成功事例について説明していただいた。参加者は包括支援センター職員が住民を訪問し対象の住民も参加させているとの事。また参加者が3ヶ月後には地域に戻り、近くの通の場などに参加されている成功事例を紹介していただいた。介護保険へ移行せずに、短期集中で地域に戻す重要な事業だと考えているが、宮古島市では通所C事業を担う事業所がなく、現在は事業中止となっている。宮古島市での事業展開は地域としても大きな課題だと考える。
名護市との懇談では、名護市福祉部介護長寿課 包括支援係より主任介護支援専門員 石黒氏 作業療法士 宮里氏に出席していただいた。第10期あけおみ福祉プラン(名護市高齢者福祉計画及び第9期介護保険事業計画)を配布頂いた。その中で、地域リハビリテーション活動支援事業の実施として、リハ職の活用が明確に記載されており、すでに連携が出来上がっていると感じた。医療や介護に移行しない為に地域住民の生活の中で何ができるか、生活をイメージできているかなど、病院や施設に勤務している理学療法士の意識改革も必要との考えに共感した。宮古島市も同様で、行政が考えていることは、生活期を支える理学療法士の安定的な供給やスキルの統一だと考えた。北部支部と行政の想いを共有する場に立ち会えてたことが大変良かった。宮古支部では行政の担当保健師が変わると、事業に対する思いの差を感じることがあるが、名護市では直営の包括と連携ができており、両者とも同じ方向を向かって進んでいるので、新たな事業展開について今後も情報を頂きたいと思う。
北部支部が担っているのは12市町村もあり、それぞれの地域性、生活圏域、交通手段なども視察させて頂いた。
今回北部支部を視察し、行政が理学療法士に期待すること、支部の連携や課題等を共有できたことは、今後の宮古支部活動の推進強化につながると考える。貴重な機会を頂いたことに感謝いたします。(宮古支部支部長 砂川真利香)

  

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