日時:令和5年8月26日(土)13:30~16:30
講師:稲垣 暁 氏(一般社団法人 災害プラットフォームおきなわ 理事)
会場:沖縄リハビリテーション福祉学院
「利用者宅へ向かう途中に津波警報が発令される地震に遭遇したら、あなたはどのような対応をしますか?」安全配慮義務の理解とBCPの基礎を学んだ後に行われた「クロスロード」でのシナリオです。
BCPの基本要素は職員・利用者の安全確保が第1であることは理解していましたが、「予見」「回避策」を理解することで実践的なBCP策定に活かせることを学びました。
特に足元のリスクと危機の可能性を知るためのツール利用方法を実際の地図を用いてシュミレーションすることができ、事業所でのBCP策定のアップデートにつなげることができました。
冒頭のクロスロードシナリオは4つのパートから構成されていて、その全てが現実に起こりうる事だと再認識させられた研修内容でした。
研修は講義、グループワーク、発表という流れの中、とてもポイントが変わりやすい形式でした。特にグループワークでは受講者が互いに意見を出し合い、まとめあげる事ができました。
参加者の大半が事業所管理者でしたが、次回は現場で活躍する会員にも参加してもらい、現場レベルでの意見交換を行えればと強く感じた内容でした。
「あり得ないことが起こることが災害である」講師の言葉を改めて共有したいと思いました。