【開催報告】
令和元年7月8日(月)東村立東中学校にてスポーツ事業部一般向け講習会を開催しました。
生徒約50名(中学3年〜中学1年)・職員数名に対して「スポーツによるケガとコンディショニングについて 〜ストレッチの大切さ〜」というテーマで講師を会員の上間敬志氏(スポーク・クリニック)、アシスタントに仲宗根立朗氏(スポーク・クリニック)の二人で行ってもらいました。
両名ともに昨年の講習会へアシスタントとして参加し、スポーツ事業部の一連の講習内容に沿って講習会を運営し、スポーツ事業部へ生徒の様子や反応をフィードバックしていただきました。
八重山支部・宮古支部でも同様にスポーツ事業部の企画している小中学校向けの一般向け講習会が支部会員で開催できる協力体制を数年かけて構築しているため、スポーツ障害関連の講習会の要望に関して、スポーツ事業部以外の会員の参加協力も受けながら、理学療法士の講習会として対応が可能になっている状況です。
(スポーツ事業部 牧門)
【参加会員感想】講師:上間敬志(スポーク・クリニック)
過去2年間、アシスタントとしてスポーツ事業部一般向け講習会へ参加し、今回から講師として講習会を行いました。
講義の内容は、成長期に起こりやすいケガや障害、成長期の身体とリスク、ストレッチの必要性、スポーツに必要な身体の動きに関する内容でまとめられているスポーツ事業部資料を基にスポーツにおけるケガの種類や傾向について話をし、成長期の身体にはどのような変化が起こっているのか、その変化によりどういう影響があるのかを講義させていただき、それを踏まえてストレッチの重要性について説明をしました。
運動部に所属していない生徒もいましたが、「座る」「立つ」「歩く」など日常や学校生活で何気なく行なっている動作にも同じことが当てはまること、スポーツをしている・していないにかからわらずストレッチは必要であることを理解してもらいました。
その後、実際に体育の授業前や部活前に東中学校で行われているウォーミングアップ(動的ストレッチ)を、フォームの修正やどの部位へ意識を置くのか等をアドバイスしながら一緒に身体を動かしました。
今後もこのような講義や活動を続けていくことでケガや障害の予防ができ、それが県内のスポーツのレベルアップや体力の向上に繋がっていくと改めて思いました。