スポーツ事業部 医療サポート
2020年度 沖縄県高野球夏季大会 帯同報告
今年は新型コロナウイルスの影響により夏の甲子園大会が中止となり、春の大会に続き中止になるかと思われた大会でしたが、無事に決勝戦までサポートを行う事が出来ました。
当初、無観客の予定でしたが、高校3年生の保護者と部員も許可され、選手達も保護者の皆さんも精一杯拍手を送っていました。
高野連よりサポートの依頼を頂き、当初決勝と決勝戦のみの対応を検討していましたが、サポート数増加の依頼と参加協力を頂いた会員のおかげで31試合に対応する事がで出来ました。
大会運営については、各球場にはサーモグラフィーが設置され、入場の時の消毒並びに参加者リスト提出等、応援に入る方のチェックも細かく実施されていました。スタンドにおいても間隔を取っての座席配置や応援の方法も徹底されていました。
ベンチにおいても試合の入れ替えの度に消毒作業や球場職員や高野連の担当の方も緊張感を持ちつつ運営を行っていました。
私の担当時には大きな対応事例もなく、終了する事が出来ました。しかし、熱中症対応やデッドボールによる打撲等の対応時には、通常よりもより慎重に問診を行い状況の把握に努めつつ対応を行いました。選手達はベンチ内で興奮してくると大声になったり密集してくる事もあり、その都度間隔を取るように指導したり、水分補給についてはコップの使いまわしを避けるように促してきました。
今回のような特別な環境での対応は初めてだったのですが、適切な対策が行われていたと思います。これからのwithコロナの中でのサポート活動の良い経験となりました。
(スポーツ事業部 副部長 座波信司 医療法人おもと会 統括本部 )