去った1月28日に倫理研修で半田前会長の2部構成講義がありました。
理学療法士歴50年の大先輩からエネルギー溢れる講義とこれからの理学療法の未来への提言をいただきました。先人の苦労や思いがあり理学療法士が日本で誕生し、今日につながっている歴史を知りました。理学療法士の社会的な期待へのバトンは未来に引き継がれていけるのか?難しいお題です。今の私たち周囲には人間関係のトラブルやハラスメント関連、日常に潜む身近な問題を多く抱えています。既存の感染症による人手不足含め混沌する社会は心理的負担として圧し掛かります。そんな中ではトラブルやハラスメントは発生しやすい問題だと思っています。遭遇すると心がすごく疲弊してしまうので、『見ざる・言わざる・聞かざる』が一番の回避方法としている私がいます。誤解の誤解が問題を大きくする人間関係のトラブルやハラスメント。しかし互いにハラスメントの定義を理解すること。そして倫理について学び、道徳を身につける事がトラブル回避・解決への道である事を学びました。怒りの感情のままぶつける指導や助言はもちろん御法度ですが、「見ざる・言わざる・聞かざる」の無関心では、理学療法の発展や未来の理学療法職の消滅に危機感をも感じてしまいました。変わらなきゃ、変えなきゃいけない・・・。
講義終了後、ちょっとやる気に満ちている私がいました。半田先生の話は元気になるから面白い!定期的に倫理研修会で聞けるといいですね。
所属:琉球大学病院
氏名:外間 明海