令和8年2月8日(日)、沖縄県理学療法士協会八重山支部の主催により、肩関節をテーマにした理学療法講習会を開催いたしました。
本記事では、ハイブリッド形式で行われた当日の熱気と、参加者の学びのポイントを凝縮してご報告します。
開催概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | 沖縄県理学療法士協会主催 理学療法講習会(八重山支部) |
| 開催日時 | 令和8年2月8日(日) 9:00~12:30 |
| 開催方法 | ハイブリッド開催(対面 + オンライン) |
| 対面会場 | かりゆし病院 健診センター |
| テーマ | 肩関節疾患に対する保存療法と術後の理学療法 |
| 講師 | 新垣 先生 |
| 参加人数 | 合計51名(対面11名、オンライン37名、他職種3名) |
今回の肩関節の講習会では、肩痛に対する保存療法と鏡視下腱板縫合術後の理学療法について新垣先生にご講義いただきました。

私自身は日常の臨床で肩関節疾患のある患者様を直接担当する機会は多くありませんが、基礎基本から学ぶ貴重な機会となりました。
特に印象に残ったのは、初回評価の重要性です。疼痛の発生部位やそのメカニズムを丁寧に整理し、アライメント・関節可動域・筋出力といった身体機能を客観的に評価することが、その後の治療方針に大きく関わることを改めて実感しました。

症状のみに着目するのではなく、背景にある機能破綻や負荷のかかり方を考察する視点の大切さを認識することができました。また、保存期から術後リハビリテーションにおいても、特別なことを行うのではなく、病態を理解し組織の治癒過程を踏まえながら段階的に介入する姿勢が重要であると学びました。評価の精度がそのまま治療の質につながるため、評価の重要性を再確認することができました。
今回の勉強会は理学療法士協会八重山支部主催でしたが、同じ病院の作業療法士も参加しており、他職種からの評価や介入、生活動作や役割の視点からの意見を聞くことができたことも大きな学びとなりました。職種が異なることで着眼点が広がり、意見を交換することでより多角的に患者を理解する重要性を感じました。
改めて、解剖学・運動学・生理学、そして病態理解といった基礎知識が臨床の土台であることを再認識しました。今回得た学びを今後の臨床で活かしていきたいと思います。
仲里 修平(八重山病院 所属)
