2024年10月5日(土)に沖縄クリニカルシミュレーションセンター(琉球大学)にて災害リハ研修会(沖縄リハビリテーション医師会・沖縄JRAT主催、沖縄県理学療法士協会・作業療法士会・言語聴覚士会協賛)が行われました。
講師に熊本JRAT事務局次長である佐藤亮先生を迎え、災害リハビリテーション基礎、避難所運営をテーマにグループワークを中心に行われました。研修を通して、被災地支援に最低限必要な基礎知識や共通の用語、支援時の被災地の実状などを実際の写真を見ながら学びました。
グループワークではランダムに振り分けられた医師・ケアマネジャー・リハビリスタッフが例題に対してどのような評価・判断を行うかを活発に話し合いゲーム感覚で参加することができ大いに盛り上がりました。研修の前後には知識・理解度テストがあり参加者が自分自身の知識量を客観的に理解することもできました。
同研修内にて、沖縄JRATからの活動内容報告として、減災プロジェクト委員でもある宮里委員より能登半島地震での支援活動報告を行いました。また、厚生労働省より能登半島地震における支援活動に対する感謝状が授与され宮里委員、多和田委員の両名が授受されました。
研修全体を通して30名あまりの参加者が知識だけでなく交流を深めることができ、大変有意義な時間となりました。今後も、減災プロジェクト委員では防災・減災の知識を委員一人一人が深めるとともに、発信していきたいと思います。