【開催日時】2025年7月24日(木)19時~20時30分
【会場】オンライン開催
生活支援・自立支援に関する研修を、比嘉優子氏を講師にお招きして開催しました。オンライン開催にて、OT1名とST1名と合わせて47名の参加があり、関心の高さが伺えました。
講義を通じて、障害児(者)分野で呼吸器や循環器に問題を抱える子どもたちのリハビリテーション治療・支援において、ポジショニングがどれほど重要な役割を果たすかを深く理解することができました。
ポジショニングの指導方法についても具体的なアプローチ方法が紹介されており、特に支援学校の先生方への教育が重要であることが印象に残りました。呼吸が楽になるポジショニングや、唾液の排出を促す姿勢を取ることにより、子どもたちがより楽に、元気に学校生活を送れるようサポートすることが理学療法士としての大きな役割であると再認識しました。障害児分野における地域での支援活動において、ポジショニングや呼吸管理を適切に指導し、さらに多職種との連携を強化していく必要があると考えています。
加えて、福祉用具や支援機器の利用方法、災害時の備えなど、実務的な知識も大いに役立つ情報であり、今後の活動に活かしていきたいと感じました。今回の学びを県民の医療・保健・福祉の向上に寄与させ、地域の皆さまと連携し、より良い支援が提供できるよう努力してまいります。(外間亮太氏、ちゅうざん病院)