【テーマ】『“逆輸入”医療英会話 〜米国でのPT経験談を交えて〜』というテーマで、日本と米国の医療やリハビリ状況の違いから臨床で役立つ英単語とその例文を具体例通して分かりやすく紹介。
【日時】2023年12月12日 19時~21時
【参加人数】17名(県外会員4名)
【所感】第3回医療英会話講習会では17名(内4名県外会員)の参加にて、『“逆輸入”医療英会話 〜米国でのPT経験談を交えて〜』というテーマで講習会が開催されました。
日本と米国の理学療法士教育、職場環境、保険制度それぞれの比較から始まり、冒頭から参加者を引き込む内容でした。教育の段階から日本との圧倒的な違い、さらに州によって異なるにせよ、理学療法士は評価と治療計画まで、PTA(理学療法士アシスタント)が実際の治療を行うということは大変驚きでした。また、保険制度もいかに日本は国に守られているかを再認識する内容でした。
その後は、臨床に直結する英単語に特化してご講演して頂きました。英語を話すためには『単語』を知らないと話せないと宮城氏が仰っていたように、理学療法士として患者と関わる上で必須となる、病院特有の単語から身体に関する単語まで、紹介しきれない位多くの単語を資料含めご提示頂きました。その資料を持っていれば、すぐに調べられるような大変貴重な資料となりました。
質疑応答では、日本と米国の違いから英語を上達するための方法をご教授して頂きました。英語上達のポイントは『単語力をつける』『恥ずかしがらずに話す』でした。特に日本人は良い意味で協調性があり輪を乱さないという反面、意見や自己主張はあまりしない印象を受けます。しかしそれが英語上達を妨げてしまっていることを改めて感じました。“Don't be shy!!"を胸に刻み今後も英語の上達に邁進していこうと思っています。
今回の講習会も、今後の海外活動のためのモチベーションが高まる内容でした。「国際支援部部員みんなで一歩一歩前進していこう!」を感じる講習会となりました。今後も会員のニーズに沿った医療英会話講習会を予定していきますので大きのご参加をお持ちしています。また、国際支援部に少しでも興味を持った方は、一緒に楽しく活動していきましょう。
大浜第二病院 小林 遼
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