【スポーツ事業部 県外講師等講習会 開催報告】
スポーツ事業部では令和元年6月7日(金)に沖縄県理学療法士協会会員24名(スポーツ事業部部員含む)を対象に講師2名、アシスタント4名の計6名で第101回全国高校野球選手権沖縄大会医療サポート事前講習会&打ち合わせを開催しました。
開催当日に会場の変更等の調整はありましたが、開始時間を30分変更して申込者全員の参加で、脳震盪(のうしんとう)に対応する際の判断基準や同時発生時に対応を求められる際のトリアージで評価すべきポイント・優先順位の高い項目を参加者同士でディスカッションする機会も設ける事ができ、参加者アンケートでは「実際に参加者が自分で考える機会になった」や「満足している」との回答が多く集まりました。
今後、脳震盪や熱中症等に関する対応基準をサポート先と共有する為の取り組みや各チームの情報提供も検討していきたいと思います。
(スポーツ事業部 牧門 武善 与勝病院)
【スポーツ事業部 県外講師等講習会に参加して】
今回スポーツ事業部開催の高校野球選手権大会医療サポート事前講習会に参加させて頂き、熱中症への対策・対応から対象者が複数名いた場合のトリアージの方法、頭部・頚部外傷への対応、脳振盪への対応を学ぶことが出来ました。また、講習会の中で二か所同時に有事が発生した際の優先すべきポイントについて他院の先輩方とディスカッションすることで様々な考え方や視点を学ぶことが出来ました。
私は、スポーツ分野での活動、特に高校野球のサポートなどに興味があり理学療法士を目指してきました。今回、講習会で学んだことを基に積極的に現場での活動にスタッフとして参加し知識を深めると同時に技術を身に付けていきたいと思います。そして、選手をはじめチームの関係者やその保護者などに安心してプレーや応援が出来るようにサポート出来るようになりたいと思いました。
(同仁病院 新川 将悟)