今回は、対面にてテーピングの実技講習会を行なった。昨年度は足関節へのテーピングであったが、今回は、膝関節へのテーピングをテーマに実施。スポーツ現場にて比較的遭遇しやすい前十字靱帯損傷へのテーピング方法について説明とデモンストレーションを実施して実技という流れで行なった。実技の間は講師が貼付の際のコツやポイントを指導し、競技特性に応じたコツなど細やかな指導が多くみられた。受講者からも積極的な質問が多く聞かれたが、座波副部長も講師と一緒に受講生の指導にあたったため、手厚く指導ができた。また、会場となった沖縄統合医療学院の生徒も参加され会場設営などに尽力してもらい、円滑な進行が行えた。講義全体を通しての質問では、「小学生や体格が小さい方へのテーピングを行う際の注意点について」などの質問があり、講師からの回答としては「基本のテーピング方法を習得したうえで、体格などに合わせてテープの種類や巻く本数を変更する事は可能と、回答し活発な意見交換が行われており、明るい雰囲気で講習会を終えることができたと感じられた。（医療法人八重瀬会 同仁病院所属、 田本秀禎氏）
